井出が行くけん!
今回は「のまうまハイランド」にやって来ました。

「文化財」というと、どんなものを思い浮かべるでしょうか。史跡や美術品、芸能や食文化など色々ありますが、動物もそのひとつ。大切な文化を守り育てる仕事を通して理解を深めるために、私、井出が体験に伺います!
今回は「のまうまハイランド」にやって来ました。
野間馬は今治市の指定文化財にもなっている
日本在来馬(他国の血統が入らない日本固有の馬)です。
江戸時代に殿様の命により合戦用の馬を育て始め、
体が小さくて買い取られず残った種が
やがてこの地に定着したと言われています。
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小さくてかわいいですね。どんな特徴の馬ですか?
井出
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日本にいる8種の在来馬の中で一番小さい馬です。
小澤
地面から首の付け根までの体高が120cm以下。
小さいけれど力持ちで、おとなしい性格です。
現在ここにいる野間馬は全部で47頭。
それぞれの名前は地域の小学校の生徒がつけています。
【体験①】そうじ1
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毎日の朝の仕事を一緒にやっていきましょう。
小澤
まずは放牧場の馬糞のそうじから。 -
馬たちが
井手
集まって来ました!
人なつっこいですね。
【体験②】そうじ2
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馬房の床は、水で流してきれいにするのですね。
井出
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「水をかけてくれ」って言ってよってくる水好きの子もいますよ。
小澤
【体験③】エサやり
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エサはふすまとワラです。
小澤
朝と夕方の2回やります。 -
どの子の隣で食べたいとか、並び順も好みがあるようですね。
小澤
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ワラは嫌いなのかな、外に放り出してる…!
井出
【体験④】そうじ3
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園内の掃きそうじをしましょう。
小澤
秋は特に落ち葉がいっぱいです。 -
きれいになると気持ちがいい!
井出
体験を終えて
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毎日早朝から世話をし園内も整備する皆さんの姿に頭が下がります。一時は絶滅の危機もあったそうですが、皆さんや地域の方々が守り育てて頭数も増やし、今こうして野間馬たちとふれあうことができています。地域の貴重な文化であることを忘れずに、大切にしていきたいです。
井出