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井出が行くけん!

阿部林業様で職業体験

世の中にはたくさんの職業があります。私たちの暮らしが成り立つのは、それぞれに従事する方々のおかげ。いろいろな仕事を知り、感謝し、地域産業への理解を深めるために、私、井出が職場体験に伺います!
 
今回伺ったのは玉川湖畔に拠点を置く阿部林業開発様。 昭和47年(1972年)に木材伐採・原木販売業で創業し、伐採、集積、搬出から破砕処分、リサイクルまで一貫して手がけています。木材資源を余すところなく有効活用し、地域貢献はもとより地球環境保護にも貢献。山と木のことならお任せという林業のエキスパート企業です。
  • 井手

    林業って、どんな仕事ですか?
  • 真弓さん

    木を植え、育て、その木を木材にするというサイクルを繰り返す仕事です。木だけではなく、生物が生きるために欠かせない水も、森からの恵み。それらの森林資源を永続的に循環利用できるようにするのが、林業です。とても大切な仕事ですよ。
    林業のうち、森林を育てたり管理したりする役割を担うのは森林組合です。私たち林業会社は、そうして育った木を買い取り、伐採して木材を作り市場に出荷する工程を担当しています。
    す。体格を見てお声がかかったのかもしれませんが(笑)、実は全然ダメです。鍛えている方々にはとてもかないません。
  • 井手

    「林業界は機械化が進んでいて、女性も活躍できます。特に当社は社長が機械好きなので、かなり先進的ですよ」。そう話す真弓さんの立会いのもと、いくつかの重機の操作を体験させていただけることに。ちなみに社長というのは、78歳にして現役第一線で働く真弓さんのお父様です。
  • 井手

    アタッチメントを林業の仕事用のものに
    付け替えるのですね
  • 真弓さん

    他にも、枝葉を削ぎ落としたり、木を別の場所へ送り出したり、いろいろな役割のものがあります。なんとアタッチメントだけで本体と同じくらいの価格です
  • 井手

    単に動かしているように見えましたが、実際にやってみるとかなり難しかったです。操縦席にいると機械の反動での揺れが結構大きくて、重機のパワーを感じました。
    田舎暮らしの自分にとってなじみのある「山」に、こんな世界と仕事があることを始めて知りました。
    貴重な体験をさせていただきました。

木はすべて、 余すところなく 使い切ります。

「この薪はイタリアンレストランへ出荷します。ピザ窯で燃やされるんですよ」と真弓さん。

切り落とした枝葉や端材は小さく刻んでチップにし、バイオマス発電の燃料になったり、合板を作るための材料になったりします。薪(まき)はレストランで料理に使われたりもするそうです。