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  井手

  まだ基礎の土台部分しか
  ない場所もありますね。
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  上岡さん

  どんな建物でも基礎はとても重要です。完成すると見えなくなる部分ですが、基礎がなければ建物は建ちません。今日はその作業から体験してみましょう。

【体験①】墨出し

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  上岡さん

  最初は「墨出し」です。図面通りの位置を示すために、実際の建築現場に印をつける作業です。中心位置、水平位置など、きっちり正確でなければいけません。
  これがずれていると土台がずれるということになります。
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  井手

  大切な作業ですね。責任重大です！

【体験②】測量

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  上岡さん

  墨つぼの糸の長さが足りないほど離れた場所に印をつける時は、この測量機を使います。遠くでもぴったり垂直位置を出すことができます。
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  井手

  水玉の位置を丸の中に合わせれば垂直。距離はレーザーで見るので、アナログとデジタルが融合した機械ですね。

【体験③】水平

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  上岡さん

  垂直の次は水平です。数ミリでも違っていれば、土台が傾斜してしまいます。レンズをのぞいて見えるメジャーの目盛りと機械の数字が同じでなければいけません。
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  井手

  完璧に水平になるように、きっちり測ります！

【体験④】屋根の上

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  井手

  釘を打つ機械。バンっという音と衝撃と共に、一瞬で長い釘が深く突き刺さりました。

【体験⑤】電柱

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  井手

  電気工事をする
  クレーンにも乗りました。
  電柱は13mを超える高さ。
  高い上に斜め…怖い！
  

体験を終えて

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  自分が働くことになる施設の建設作業に、ほんのわずかでも参加することができて感激です。こんなに大きな建物も、ミリ単位の繊細な作業を積み重ねていることがわかり、驚きました。現場の皆さんは真剣な中にも笑顔があふれています。出来上がった「しまなみの杜リゾート」も、きっと笑顔でいっぱいの場所になるに違いありません！
  ※今回は現場責任者の監督・指導のもと安全に配慮し体験を実施しました。
  　また状況・必要に応じたマスク着脱など感染症拡大予防対策をとっております。