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リーダーと語る

FC今治レディース Part 1

地元の熱い応援を糧に もっと盛り上がる試合を

2019年度から四国女子サッカーリーグに参入したFC今治レディース。前期戦をリーグトップで折り返し、その後も快進撃を続けています。

監督の山本侑生氏は高校・大学で選手として活躍し、卒業後は指導者としても才能を発揮。2013年からFC今治でジュニアユースなどのコーチを歴任し、2018年にレディースチーム(*)の監督に就任しました。

東日向子氏は小学4年生からサッカー一筋。2018年からFC今治レディース(*)に所属し、ゴールキーパーとして、また現在はキャプテンとしてもチームを支えています。
(*2018年時点チーム名称は「FC今治ひうちレディース」)
 
  • 青野

    四国女子リーグへの参戦初年度ながら、現在順調に勝ち点を重ねていますね。今治を始めとする地域の皆さんにどんなところをアピールしたいですか?
  • 山本

    女子チームはテレビ中継もなく男子チームよりも注目度が低くなりがちですが、日本の女子サッカーは世界でもかなり高いレベルにあります。FC今治レディースにも小さい頃からトップリーグを目指す選手が集まっています。皆さんの身近にそんな選手たちがいることを知っていただければ
  • 青野

    青野 チームメンバーには社会人いれば中学生もいるそうですね。
  • 山本

    Jリーグの男子とは異なり日本の女子選手のほとんどはアマチュア登録で、当チームにもキャプテンの東を始め、地元企業で働きながら好きなサッカーを続けている5名の選手がいます。
  • 中学生も4名います。年代の幅が広いのでチームのまとめ方に悩むこともありますが、コミュニケーションを大切にしています。社会人選手は仕事に意識が向きすぎてサッカーが二の次になってしまうことがあるので、どうすればみんなの気持ちをサッカーに向けられるかを考えるようにしています。
  • 青野

    試合会場で観客も一緒になって楽しめるような工夫もされていますか?
  • 山本

    今治で試合をした時に、地域との関わりを増やしたいと思って今治西高校の放送部の方にアナウンスをお願いしました。スタメン紹介や得点時のアナウンスなど大いに盛り上げてくれました。地元の学校で、しかも女子部員の方でしたので、女子チームの試合にぴったりの雰囲気でとても良かったです。
  • 青野

    華やかで楽しそうですね。ぜひたくさんの方に試合会場に足を運んでいただいて、地元チームの活躍を応援してほしいですね。
選手として、指導者として それぞれの目で見る今と未来
  • 青野

    山本さんは山口県、東さんは鹿児島県の出身だそうですね。今治の印象はどうですか?
  • 山本

    暮らしやすいところですね。今治での生活も7年目なので、もうどこに何があるかもわかります。広島から来た妻もこちらで生まれた二人の娘も毎日楽しそうですよ。
  • 私が住んでいた沖永良部島は台風が悩みのタネでしたが、今治は石鎚山に守られてほとんど被害がないので、とても住みやすいです。
  • 青野

    サッカー人生を終えてもぜひ今治に住み続けてくださいね。山本さんは現在指導者として活躍中ですが、選手時代と比べて変わったところはありますか?
  • 山本

    選手の時は試合の勝ち負けがすべてですごく短気だったのですが、今はずいぶん丸くなりました。勝つためにみんなの気持ちをどう持っていくか、どう育てるか、根気強くやる必要があります。FC今治は指導者を育てることにも力を入れていて、海外からゲストを招いて勉強会を開いたり、市内の中高生などいつもと違う相手にも教えたりして、指導に関する学びを重ねています。
  • 私も選手としてのキャリアを終えたら指導の道に進みたいです。女子のためのサッカー環境を整えて、指導者としてずっとサッカーに関わっていければと思います。
  • 青野

    東さんのポジションはキーパーですが、なぜキーパーを選んだのですか?怖くないですか?
  • きっかけは好奇心です。高校の練習試合でキーパーがいなかったので、やってみたら後ろから見る景色がすごく良くて、やめられなくなりました。大学時代に相手選手との接触で足を骨折した時はちょっとやめたくなりましたが、今は全然。慣れたので怖いとも思いません。
  • 青野

    キーパーの位置からだと、試合を仕切っているような気分になれそうですね。実際の試合中は、監督、キーパー、キャプテン、誰が仕切るのですか?
  • 山本

    うちのチームは東がキャプテンであり、キーパーなので…
  • 全員ですよ(笑)。みんなであれこれ言いながらやっています。
なでしこリーグを目指して 一歩ずつステップアップ
  • 青野

    四国女子リーグの終盤戦もますます活躍が期待されますが、チームの目標と、そこへ到達するまでの流れを教えてください。
  • 山本

    現状日本女子サッカーのトップリーグである「なでしこリーグ」には、1部、2部と3部にあたるチャレンジリーグがあり、私たちが現在所属する「四国女子サッカーリーグ」はチャレンジリーグを目指す位置です。実は女子サッカーリーグの編成がこれからプロ化に向けて変わっていくという動きもあるようなのですが、現時点では2024年になでしこ1部リーグに上がることを目標に進んでいます。
  • 青野

    2024年を待たず、毎年昇格して3年後には1部リーグに入ることも夢ではないのでは?
  • 山本

    目指したいところですが、チームがまだ経験したことがない場所ですので、ていねいに、2年ごとの昇格を計画しています。
  • 私たちが頑張って、皆さんにもっと認知してもらって、ぜひ勝って昇格を果たしたいです。今シーズン順調に勝ち進めば、上位リーグとの入れ替え戦はホームとアウェイで1試合ずつなので、今治の「ありがとうサービス・夢スタジアム」でも戦います。皆さんぜひ応援に来てください。
  • 青野

    なでしこリーグを目指して頑張ってください。私たちも応援します。
  • パート2へつづく