よくある質問

お葬式の基礎知識

通夜・葬儀に参列する時の服装は?
本来、通夜は平服(普段の服装)で行くものとされていましたが、最近は、告別式(葬儀)に行けない人が、通夜に弔問する場合が増えてきており、喪服で弔問する人が増えています。

女性の服装
グレー、濃紺、茶など地味な色のスーツやワンピースの方が多く見られます。化粧は控えめに、髪もできるだけシンプルにまとめて、アクセサリー類は、結婚指輪以外は基本的にはつけない方がよいとされています。パールのネックレスかイヤリングのどちらか片方はつけてよいとされています。

男性の服装
ブラックスーツの方が多く見られます。ダブルでもシングルでも構いません。職場などから平服で出かける場合も、ネクタイは黒か地味な色のものが好ましく、男性も結婚指輪の他は、時計など実用的な物以外ははずした方がよいでしょう。

通夜やお葬式の服装は、個人の死をいたむ気持ちを表すものですので、華美な服装や、肌の露出が大きい服装は避けたいものです。
お香典の表書きはどのように書けばいいですか?

表書き

香典袋の表書きを悩まれる方が多いかと思います。「御霊前」がどの宗教、宗派でも関係なく使えるという説もありますが、宗教、宗派によってさまざまな理由から違いがあります。
ただ、現実的に弔問する喪家の宗教、宗派を確認して対応することは無理がありますので、自身の宗教、宗派に合わせて表書きをされるとよろしいかもしれません。 下記に宗教・宗派ごとの上書きをご案内します。

●仏教
多くの仏式 (四十九日までは)「御霊前」
多くの仏式 (四十九日後は) 「御仏前」
浄土真宗では御霊前はふさわしくないという考えがあります。亡くなった方は即浄土に往生したのであり「霊」を認めていないので御霊前は用ず、御仏前を用います。
「御香料」「御香資」「御香奠」らは中立的な表現で用いられることも多いです。

●キリスト教
「御霊前」「御花料」
(カトリックは「御霊前」を許容しているが、プロテスタントは否定している)

●神道
「御玉串料」「御榊料」
弔問できない場合はどのようにすれば失礼にならないですか?
ご葬儀はいつも不意に訪れるものです。やむを得ない事情で参列できなくなることもでてきます。もしご葬儀当日に弔問できない場合は、以下のような対応があります。

1.弔電を打つ →【弔電】についての詳しくはこちらへ
2.弔電を打った後、あらためてお悔やみ状を送る
3.香典を郵送する時は、香典を不祝儀袋に入れて、現金書留にし、お悔やみ状を添えてから送ります。

ただしこれらはあくまでも次善の策です。
できることなら、後日にあらためて弔問におうかがいするようにしましょう。
精進落としって何ですか?
昔は、中陰(四十九日間)に魚や肉を断ち、精進することに区切りをつけ、日常生活に戻る意味合いがあり、肉や魚などが振る舞われました。
現在では火葬後、または告別式後に宴席を設ける場合が多いです。「精進落とし(しょうじんおとし)」または「忌中ばらい」「精進落ち」「精進上げ」とも呼ばれます。

喪主挨拶や宗教者の話(世話役の挨拶も)の後に飲食に入りますが、決まった形は特にありませんので、故人を偲び、手伝ってくれた方、宗教者へ感謝をこめての席にします。宗教者を上席にし、遺族は末席にするのが一般的です。
法要(年忌法要)をする年度を教えてください。
法要の時期として、一般的には初七日、四十九日、百か日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌と法会をする方が多いようですが、時代の変化もあり、ごく家族だけで行う場合や、法会を行わない場合も増えてきています。

特に年忌法要でいいますと以下のようになっております。
一周忌
三回忌(満2年)
七回忌(満6年)
十三回忌(満12年)
十七回忌(満16年)
三十三回忌(満32年)
五十回忌(満49年)
百回忌(満99年)

三十三回忌や五十回忌をもって「弔い上げ」となります。これは33年または50年をもって死者は個性を失い、祖先になるとされてきたからです。お仏壇から戒名を記した位牌を片づけ、以後は「○○家先祖の霊」の位牌を祀ります。
その他にも、故人が亡くなった日を祥月命日(しょうつきめいにち・命日)として毎年供養します。また、月忌(がっき・月の命日)があります。
「湯灌の儀」とは何をする儀式ですか?
湯灌の儀は、亡くなられた方に最後にお風呂に入っていただくことで、人生の疲れをとっていただき、一番きれいなお姿で送り出してさしあげるための儀式です。
故人様が来世に導かれるために現世の汚れを洗い清めるという意味と、赤ちゃんが生まれた時、産湯につかるように新たに来世に生まれ変わるためにという願いが込められています。

日本の文化・習慣・価値観ではお風呂というのは格別の位置付けにあります。お風呂は体を洗うということだけではなく、肉体的精神的な疲れを癒し、明日への活力を取り戻す生活習慣として永く愛されてきました。一生の仕事を終え来世へと旅立つ身支度として湯潅をしてあげることは、まごころを込めた何よりの供養となるでしょう。
病院でしてくれる湯灌と違いがありますか?
病院で亡くなられると、看護師がアルコールで身体を拭いてくれます。これも湯灌です。
ですが、病院で行われる湯灌は死後処置の一環であり、精神的な意味合いはあまり感じられません。「湯を灌(そそ)ぐ」の文字が示すように、お湯を使い、きれいに洗ってあげることでこそ本来の意味が持たれることと思います。

お通夜、告別式は故人様とお世話になったたくさんの方々のお別れの時間ですが、湯灌は故人様とご家族のためのお別れの場であり時間です。道具などはこちら準備させていただき、専門のスタッフが儀式にあたらせていただきますので、ご家族の方は安心して身ぎれいになっていくご様子をご覧ください。

PAGE TOP