コラム
今治市・西条市・四国中央市で葬儀の準備を始める際に注意すべきこと
ご自身の死後、家族と自身の希望を共有できていない場合、お葬式、お墓、相続など、親族同士でトラブルが生じてしまうことがあります。
認知症になったときの介護や亡くなったあとの遺産相続の準備、遺品整理・身辺整理をはじめたり、介護や終末期医療、ご葬儀といったことに関してご自身の考えをまとめて、周囲に意思表示をしていくことなどが大切になりますが、準備が大変そうだと思うかもしれません。
しかしネガティブになりすぎる必要はありません。一つ一つ整理して向き合い、事前に準備することでご家族の心配事や負担を減らすことはもちろん、ご自身が死と向き合うことで自分自身を見つめ直す機会が生まれ、将来への漠然とした不安が解消し、新たな気持ちになるきっかけにもなります。
葬儀の準備を始める際に注意すべきことを以下の4点を中心的に理解して取り組むことをお勧めします。
①いつから準備を始めるべきか
②介護や臓器提供の内容について決める
③遺産相続について考える
④どんな葬儀をするかを決める
それぞれ詳しくご紹介します。
①いつから準備を始めるべきか
ベストなタイミングはひとそれぞれですが、認知症等の病気や、事故にあってしまう可能性は常にあります。そのため、元気なうちに始めたほうが安心です。病気で体が動かなくなってしまったり、判断力が低下してしまってからでは、自分の思い描いていた最後を迎えることが難しい場合や、家族に多大な迷惑をかけてしまう事もありえます。元気なうちからやることをリスト化し、できることは早いうちにひとつひとつ行うのが良いでしょう。
また一度決めたことであっても時間が経ったり、第三者と話すことによって考えが変わることもあります。お誕生日や年末など定期的にご自身の思いを確認しながら変更していくと、後悔のない準備ができるでしょう。
②介護や臓器提供の内容について決める
介護や終末期医療、臓器提供などのご希望をご家族に伝えることも大切です。介護や終末期医療への意思などをあらかじめ親族に伝えることや、臓器提供を希望される場合は健康保険証や運転免許証、臓器提供意思表示カードなどに記入しておくことが大切になりますので取り組んでみましょう。
ご家族・ご親族にも直接ご自身の介護や終末期医療、臓器提供に対する思いをお話ししておくと、いざという時に決断を迫られるご家族の気持ちの上での負担を和らげることができるでしょう。
③遺産相続について考える
遺言書を作成することが大切です。持っている財産について、「自分の死後、誰かに財産を渡したい」と意思表示をする必要があります。残された親族でトラブルや手間が増えてしまわないようにしましょう。
そのためには意思表示の内容を法律上定められた方式にしたがって書面にして効力が生じるよう、生前からしっかりと遺言書を作成する必要があります。
④どんな葬儀をするかを決める
信仰、家の宗教、宗旨宗派を確かめて、自分がどんなお葬式にしたいかを考えます。
例えばたくさんの人に来ていただきたければ一般葬、ご家族や数人の知り合いのみで式を行いたい方は近年増えている家族葬、また、儀式ごとを最小限にしたい方はお別れ会や直葬というように人が亡くなった後の送り方にも様々な選択肢があります。
さらに、ご葬儀となると残されたご家族が訃報連絡をしたり、葬儀の内容を決めなければなりません。事前準備として、連絡先リストを作成する、ご葬儀内容の希望をまとめておくといったことができます。
このような葬儀にまつわる相談は、葬儀社で事前相談会等を受け付けている場合が多いので、一度相談してみるとよいかもしれません。
終活をする際に葬儀について考えている方は、平安祭典の事前相談をご活用ください
終活をする上で葬儀について考えたいけど、事前準備で何をするのか分からなくて不安というお声もあります。平安祭典の事前相談では、パンフレットを用いながら一緒に葬儀内容について確認し、葬儀の不安やお悩みを解消できるようご案内させていただいております。
一度誰かに相談してみることで、ご自身の思いをまとめるきっかけになったり、漠然としか分からないことに対する不安が晴れたり、ご家族・ご親族とお話をするきっかけを作れたりして助かった、というお声もよくいただいております。
人生の最後ともいえる葬儀をお手伝いする上で、平安祭典が大切にしている事をご紹介し、葬儀に必要になる費用も1つずつご希望に合わせた形でご案内させていただきます。
想う葬儀の形が当社で叶うのかなど、ご家族のご希望もお伺いさせていただきますので、どうぞお気軽に、また何度でもご利用くださいませ。